2024-11-28
Reactのカスタムフックの心をわかっていなかったけど、クロージャに変数をキャプチャさせて、状態をもつクロージャ(の組)を返す関数がカスタムフックぽい。組と言ったのは、getterとsetterが別々に提供されることがあるから。例えば const [v, setV] = useState()
は v
がgetterで setV
がsetterと思える。
カスタムフックの呼び出しもとの再レンダリングのたびに返却する関数の実態が同じにするかしないかは、useCallback
を用いて制御できる。例えば useState
は useCallback
してると思える。
このようなプログラミングテクニックを用いると、振る舞いを実現するクロージャだけが定義されていて、それが裏で扱う状態遷移がフック定義の中で隠蔽されるのが嬉しい。
カスタムフックのモチベーションは単に状態を関数型っぽいやり方で扱いたいだけなのだと理解した。
OCamlでのmutable counterの実装例を見つけた。鉄板の例だと思う。僕はこれをイメージして状態を保つクロージャと呼んでいた。